食べたいだけ？、それとも風習？？

こんにちは、ヘルモです。
京都は昨日も雨、今日も雨、明日も雨、明後日も雨、たぶん。。。
小ボスが作ってくれたレインコートを着たかったから、たしかに神さまに
雨を降らしてってお願いしたけど、ここまで毎日降らせてってお願いした
つもりはないんだけどなぁ・・・。
あぁ、たまには晴れて欲しいなぁ。。。

そうそう、昨日、大ボスがお仕事から帰ってきたときに、イイ匂いのする
袋を持ってたの！
クンクンしたら、そのまま冷蔵庫さんに袋が入っていったんだよねぇ。。。
ボクね、気になって気になって、昨晩の夢はゴハン食べる夢だったよ。
ボスに聞いたら、口をパクパクさせてたらしい。。。
(意地汚いって思われちゃうから、他の人には内緒にしてね♪)

今朝、キッチンで小ボスが朝ごはんを食べてるところにボクが入っていくと、
昨日、大ボスが持ってた袋の匂いがする！！
テーブルの周りをクンクンさせたら、、、、
「ヘルモ、やめてぇ～、それは小ボスのオヤツなのぉ～」って小ボスが嫌がる。。。
『あやしい！』
とってもイイ匂いがするんだ！！
それで、イスに座ってテーブルを見てみたら！！








↓これだっ！、この香りだっ！！　しかし、これは何だ？？？
















小ボス：「ン？、これはねぇ、水無月っていうんだよ♪　ちなみにヘルモは
　　　　　食べられないよ♪」
ボク：「でも、美味しそうな匂いだね・・・」
小ボス：「小豆も豆だもんねぇ、ヘルモはお豆さん好きだもんねぇ♪
　　　　　ゴメンねぇ、小ボスだけ食べて・・・んじゃ、頂きまぁ～す♪」

ボクは食いしん坊さっ、そうさ・・・そうだよ、匂いに引き付けられるよ、確かに。
天敵のおじいちゃんが、美味しそうなモノを食べてたら、その時だけは休戦する
ようなヤツさ、ボクは。
・・・どこが悪い？、こう雨が続けばさ、何にでも居直りたくなるもんさっ！

【水無月(和菓子)】
京都では６月３０日を１年の折り返しの日に考えてるらしくって、この日には
夏越祓(なごしのはらえ)が神社で行われるんだってさ。
ボクはまだ行ったことも見たこともないけどね。
半年に溜まった穢れなどをお祓いして、後半の半年間のムビョー息災を
お祈りするんだそうです。
ボクもお腹ピ～ピ～になったから、お祈りしなきゃ♪
そのお祈りの前後に、京都では水無月を食べる風習があるんだってさ。
ボクは京都生まれの京都育ちだけど、まだ一度も食べたことないの。
小豆は悪魔祓いのために、三角形に切られた外郎(げろ～？、ちなう・・・ういろう♪)は
氷を意味していて、京都の蒸し暑い今の時期に目だけでも涼を感じる意味合いも
あるんだって♪
ボクには食べ物にしか見えないんだけどなぁ。。。
人間って難しいこと考えるんだね。。。
６月中旬以降は、京都のデパ地下和菓子売場、京都各地の和菓子屋さんには、水無月を
買いに来るお客さんで行列になっちゃうんだって。
ちなみに、大ボスも１５分、待ったそうだよ。
ボクなら、並ばずに鼻で人を押しのけちゃうのになぁ・・・あっ、いけないんだっけ？(^^;
写真の水無月は、仙太郎さんの水無月です。
大ボス・小ボス曰く、おいしかったぁ～、だそうです。
(大ボスも小ボスも仙太郎さんの社員ではないんだよ)

ボク：「そんなに素晴らしいモノ、なぜボクにくれないっ！！　今日もフテ寝だな。。。。」